MURASE Hiyori solo exhibition
会期:2025年7月26日(土) – 8月10日(日)
時間:11:00-18:00 (最終日17:00まで)火曜定休
作家在廊予定日:7月26日(土) 27日(日) 8月3日(日) 10日(日)
*openning party:2025年7月26日(土) 16:00~18:00(お気軽にご参加下さい)

▪️Profile:
2000年 愛知県生まれ
2024年 名古屋芸術大学芸術学部美術領域洋画コース 卒業
(2022年10月~2023年7月 ブレーメン芸術大学 交換留学)
第50回名古屋芸術大学卒業制作展 優秀賞
2024年 愛知県立芸術大学大学院美術研究科博士前期課程 油画・版画領域 入学
個展「村瀬ひより展 -kara-」IDF-salon / 名古屋
2025年 個展「村瀬ひより展 -Persople-」GALLERY IDF / 名古屋
▪️Artist statement:
私の作品は、「自己と他者」、そしてそれぞれが持つ「日常」を主なテーマとしています。 制作の出発点となるのは、日々の中でふと浮かぶ小さな違和感や疑問です。そうした問いを辿っていくと、私はいつも「正しさとは何か?」という根本的なテーマに行き着きます。 例えば、韓国の反日感情について調べていた時、日本と韓国で教えられている歴史に、誇張や省略、矛盾があることに気づきました。その時、自分が信じていた価値観や教育の内容も、実は地域や時代によってつくられた、ある一面の情報に過ぎなかったのではないか、と考えるようになりました。 この経験を通して、私は何かをすぐに「正しい」「間違っている」と判断するのではなく、一度立ち止まって問い続けることに意味があるのだと感じるようになりました。それは、自分自身と向き合い、他者との関係を見直すための大切なプロセスでもあります。 だからこそ私は、作品を通して「自己と他者」の間にある目に見えない壁やすれ違い、違和感と向き合いたいと考えています。 そして、私の作品が観る人にとっても、思い込みや「当たり前」と思っていた前提に気づき、それを見つめ直すきっかけになればと願っています。 (村瀬ひより)
▪️Gallery statement:
現在、愛知県立芸術大学大学院に在籍中の村瀬ひより。「自己と他者」、そしてそれぞれが持つ「日常」を主なテーマとして制作しており、作品を通して「自己と他者」の間にある目に見えない壁やすれ違い、違和感と向き合いたいと考えているといいます。ギャラリーでは初の個展となります。若き作家の門出を共にご覧頂けましたら幸いです。(GALLERY IDF)
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